【ESG活動のプロジェクト名】
SDGs推進プロジェクト「LMG’s SDGs Project」
【活動開始時期】
2020年5月
【プロジェクト概要】
愛されるマーケティング活動(Lovable Marketing)を推進するラバブルマーケティンググループ((株)ラバブルマーケティンググループ、(株)コムニコ、(株)24-7、(株)ハウズワーク、(一社)SNSエキスパート協会)は、グループ横断的に社会課題解決に取り組むSDGs推進プロジェクトを発足しました。
北九州市立大学の眞鍋 和博教授をアドバイザーに迎え、2050年のビジョンと2030年の目標を定めた「SDGsステートメント」と行動計画を策定します。ステートメント策定後は、あらゆる経営判断の指標として事業を通じて社会課題解決に取り組んでまいります。
<プロジェクト発足の経緯>
代表の林が、EO Tokyoのリトリートを通じて北九州市立大学の眞鍋和博教授に出会い、意気投合したことがきっかけになりました。
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮している企業を重視・選別して投資を行うESG投資の流れが急速に加速する中、市場の新陳代謝を担うベンチャー企業こそ、社会課題解決に本腰を入れて取り組むべきだと考えております。
また、一般消費者の意識としても、ブランドの社会課題解決への姿勢を重視してブランドを選ぶ意向が高まっており、長く愛されるブランドを築く上でも欠かせない要素になっています。
当社としても、「最も愛されるマーケティンググループを創る」というミッションのもと、本業を通じたSDGsを推進していきたいと考えております。
<2021年3月期 活動内容>
【1】眞鍋教授による勉強会、ワークショップの複数回実施(全6回を予定)
社会課題解決に対する全社員の意識を高め、SDGsにコミットする企業としての礎を築きます。
第1回は、2020年5月11日、全社員向けオンラインワークショップをグループ5社合同で開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大により、全社員が原則リモートワークという環境の中、ビデオ会議ツール「Zoom」やオンラインファイル共有システム「Google Drive」を活用して実施しました。
SDGsについて講義形式で学んだあと、全社員参加型ワークショップを行い、会社として/個人として何ができるか“自分ゴト”として考えを深めました。
「Zoom」のブレイクアウトルーム機能を用いて、4人ずつのグループを入れ替えながらアイデアを派生させていく「ワールド・カフェ※1」形式で対話を行ったことで、約100人の参加者全員で話し合っているような効果を得ることができました。
※1 ワールド・カフェとは、「カフェ」のようなリラックスした雰囲気の中、メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人単位の小グループで話し合うことで、あたかも参加者全員が話し合っているように主体性・創造性を高める話し合いの手法。(参考:World Café.net)”
“第2回は、2020年6月22日、グループ5社の事業を担う役員・マネージャーと参加希望者を含む30名を対象にワークショップを開催しました。
3人1組のチームに分かれて、カードゲーム「X(クロス)※2」「SDGsアウトサイドイン※3」を実施し、SDGsが求める「バックキャスティング思考」「リンケージ思考」「レバレッジポイント」等の理解を深めました。同時に、楽しみながらチームビルディングも図り、自社でSDGs推進していくためのマインドセットを行いました。
※2 X(クロス)は、金沢工業大学の社会課題解決型ビジネスの研究をおこなう学生プロジェクト「SDGs Global Youth Innovators」と株式会社リバースプロジェクトによって共同開発されたカードゲームです。SDGsの目標達成に向けて想定される、トレードオフの課題が記載されている「トレードオフカード」と、地球上に存在する、新旧さまざまなヒト・モノ・コトなどの資源が記載されている「リソースカード」で構成され、チームで課題解決のアイデアを創出します。(参考:https://rebirthproject-store.jp/magazine/lp_rp/sdgs/index.html)
※3 SDGsアウトサイドインは、株式会社オークジャパンと株式会社プロジェクトデザインによって共同開発されたカードゲームです。企業が直面している課題をSDGsの視点を活用しながらどう解決していくか、また、世界が直面している課題に企業がどのように寄与できるかを学ぶことができます。(参考:https://outside-in.jp/)
なお、活動の様子は、公式noteアカウント「ラバブルマーケティンググループとSDGs」(https://note.com/lmg)にて、全てオープンに発信しています。
全社でSDGsを推進していくイメージとして、ご参照いただけましたら幸いです。
・今後の予定
第3回 2020年7月20日(予定)
テーマ:SDGs世界観の醸成
内容:「レゴ・シリアスブレイク」を用いたワークショップの実施。自社が現在置かれている環境、課題、アセット、リソース等を明らかにしたのち、どのような社会を実現したいのか、そのために自社が何ができるのかを考えます。
第4回 2020年8月(予定)
テーマ:自社の可能性検討
内容:現状、自社事業がSDGsにどのように貢献しているのかについて、169のターゲットを俯瞰しながら考えることで、サスティナビリティに向けた自社のコアコンピタンスを発見していきます。
第5回 2020年9月(予定)
内容:第3回で可視化した自社環境やリソース等を言語化する。具体的な戦略、戦術への落とし込み自社の現状(マッピング)を念頭に置きつつ、未来に向けて自社がどうあるべきか、どのような方向を目指すのか等についてイメージを形成。2050年の未来ビジョン構築のために、2030年までに、何をどう行うか戦略レベル、戦術レベルと具体的に考えます。
第6回 2020年10月(予定)
内容:デザインコンセプト検討、およびSDGsステートメント策定未来ビジョン、具体的な計画等を情報発信するためのデザインコンセプトやイメージを形成。本ワークショップのゴールとして、「自社のSDGsステートメントを作成します。
※日程は変更する可能性がございます。
【2】「SDGsステートメント」および具体的行動計画を策定
2050年のビジョン、2030年の目標を定め、目標達成のための戦略、具体的行動計画に落とし込みます。
■メディア紹介
テレビ東京「Newsモーニングサテライト」(リーダーの栞)、日経ビジネス「フロントランナー」、朝日新聞デジタル「魂の中小企業」、他 掲載多数
■社名
株式会社ラバブルマーケティンググループ
■代表者名
代表取締役社長 林 雅之
■会社概要
株式会社ラバブルマーケティンググループは、現代の情報消費行動に寄り添う愛されるマーケティング活動(Lovable Marketing)を推進するマーケティング企業グループです。私たちは、すべてのマーケティングをラバブルにするというビジョンに賛同し、それを推進する専門性の高いグループ企業でシナジーを生み、持続可能かつ効果的なMOS(マーケティング オペレーティング サービス)を提供していきます。”