【背景】
当社は2019年よりソーシャルデベロップメント推進プロジェクトを設立し、地方中小企業や上場企業へのSDGs/サステナビリティ経営支援を積極化しながら、2021年4月には国連グローバル・コンパクトにスタートアップ企業として署名するなど、社内外共に日本のサステナビリティ経営の着実な実装に向けて歩みを進めてきました。
サーキュレーションのビジョンである「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」の先に、「知のめぐりをよくする。」を実現することによって「機会格差をなくし、人の可能性を最大化する」というサステナビリティ経営に関する方針を立て、経営議題として実装する体制を構築しています。”
【概要】
(1)サーキュレーションが考えるサステナビリティ経営~CIRCULATION SUSTAINABILITY~
■サステナビリティステートメント
当社の事業活動を通じたビジョンの実現の先に「機会格差をなくし、人の可能性を最大化する」ことを目指し持続可能な社会へ寄与するべく、
サステナビリティステートメントとして表明しています。
そのような社会へ向けて、新しいマーケット創造によって社会課題を解決することを目指す一社として価値創出し続けることを使命とし、
持続可能な社会の実現に挑戦し続けていきます。
■5つのマテリアリティ
持続可能な開発目標「SDGs」17項目のアジェンダ及び169ターゲット、SASB、GRIスタンダードなどを参考にし、
自社及びステークホルダーにとっての重要課題を特定しています。
また、2030年を起点とした外部環境分析及びステークホルダーの変化と機会/リスク評価から、現時点においてのみならず中長期的な視点で、
自社及びステークホルダーにとっての重要度を評価し、最終的に5つのマテリアリティと19の価値創出項目を特定しました。
<WEBサイト>
https://circu.co.jp/sustainability/”
“(2)サステナビリティ委員会を設置
■これまでの取り組みと委員会設置背景
取締役会の諮問機関の一つとしてサステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティ経営に関する次の重要事項について協議することで、
より本格的に持続可能な経営及び成長戦略の実現を目指しています。
(1)マテリアリティ(重要課題)に対する中長期的に行う活動内容、目標、計画における報告
(2)取り組み進捗報告
(3)サステナビリティに関する重要議題の検討
(4)外部プロ人材をはじめとする有識者との意見交換
■委員会体制
サステナビリティに関する議題を取締役会における議論にとどまらせず、
着実な進捗とコミットメントを促すための外部のステークホルダー目線での監督機能を持たせることで
より強固なサステナビリティ推進体制が構築できると考えています。
委員長に社外取締役である斉藤麻子が就任し、取締役を中心にした委員で構成しています。
サステナビリティ委員会の開催を通じて、多様なバックグラウンドを持つ外部プロ人材をはじめとする有識者からの知見やステークホルダーの皆さまからの要請や期待をいただきながら、最新の社会情勢を踏まえて議論を重ね、サステナビリティ経営の実践に向けた取り組みを推進していきます。”
株式会社サーキュレーション
久保田雅俊
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
17,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は 3,052社/8,631プロジェクトを数えます。(2021年7月末時点)