サクラグのESGへの取り組みには、大きく分けて「働き方の多様性」と「SDGsの推進」2つのテーマがあります。そのテーマのもとに展開されているのが、以下6つのプロジェクトです。
1.時短ママが「好きな時に来て働く」
少子高齢化が進み、今後労働人口が著しく減少していくことが予想される日本において、労働力の確保は急務です。
その担い手として活躍が期待されているのがシニア、主婦/主夫、海外労働者などですが、サクラグでは現在、子育てしながら仕事をしたい女性の働き方の可能性を探っています。
<好きな時に来て働く>
サクラグで働く時短ママは、会社の就業時間内であれば、働く時間を自由に調整可。日数も週1~選択可能です(0になる週があってもok)。ダイバーシティ&ワークライフバランスの充実で、限られた時間の中でも高いパフォーマンスを発揮できる仕組みを構築しています。
<時短ママメンバーより>
竹田(2年目秘書)・・・仕事と子育てのバランスをどう取るか、子育て中のママワーカーは常に頭を悩ませていると思います。急な子供の発熱、「今から早退します」や「明日休ませて下さい」と連絡することの辛さ、とても言葉では言い表せません。 SAKURUGでは自分の業務を自分でマネージできれば、あとは自由に調整できます。 ワークライフバランス、言葉では簡単に言えます。でも実際に本当に理解があり、実践している会社はどの位あるでしょう。私はSAKURUGに出会ったことで人生が変わりました。
木村(2年目広報)・・・仕事の依頼に対して、家事育児とのバランスを自分でとりながら進めることができるため、フルで保育園に入れず一時預かりだけの私でも仕事を続けられています!また「FRUG(Female+SAKURUG)」という代表とママメンバーを中心にしたプロジェクトもあり、さらに環境を良くしていこうという風土があります。
2.高校生インターン
インターンというと、この10年ほどで随分学生たちの間に浸透してきた印象がありますが、そのほとんどは大学生向けのもの。高校生のインターンを実施している企業はまだまだ少ないのが現状です。そんな中、サクラグでは5年前より高校生インターンの受け入れを開始しています。
インドの高校生や、カナダの大学に進学予定の高校生など、グローバル志向の高校生が多いのが特徴的です。
期間は1週間から場合によっては1ヶ月ほどで、生まれてはじめて「会社で働く」体験をした高校生たちの顔は、充実感に溢れています。
<担当より>
佐藤(4年目Webディレクター)
・・・高校生と一緒に仕事をしてみて、社会に貢献したいという思いがあっても何をやったらよいか分からないという点では大学生も高校生も変わらないと感じました。
3.リモートワーク推進とそのための課題解決
サクラグでは2020年4月の緊急事態宣言を受けて、原則リモートワーク対応を実施。
年に2回の社員総会もオンラインで実施したほか、クライアントとの打ち合わせや採用活動のオンライン化も積極的に行っています。
また、押印がリモートワークの妨げになることから、脱はんこの為の取り組みとしてクラウドサインなどのツール導入も決定しました。
さらに、リモートワークの実施に向けた取り組みを自社だけで完結せず、社会全体で取り組んでいきたいとの想いからfreee株式会社様の「#取引先にもリモートワークを」アライアンスにも賛同し、発信を続けています。
4.LGBTフリー採用とパートナーシップ証明書の導入
サクラグでは誰もが差別や偏見にさらされることなく、自身の可能性を開花できる社会を目指しています。その第一歩として、LGBTなど性的指向や性自認における多様性を尊重し、互いに心地よく働ける職場作りをすべく、2018年より以下のような取り組みを行ってきました。
1.LGBTを含め、性別にとらわれない採用活動を行う(新卒説明会アンケートの性別欄をなくすなど)。
2.福利厚生など、配偶者及びその家族に関わる制度全般を同性パートナーにも適用する。
3.社内カウンセリングなどサポートの強化を充実させ、“働きやすい環境づくり”に徹する。
4.サクラグレインボーロゴマークを社内に掲示する。
そしてこのたび新たに、一般社団法人Famiee様の発行する同性カップルのためのパートナーシップ証明書を導入することを決定しました。
サクラグでは今後も福利厚生などの制度適用の際、証明書の提出を義務付ける予定はありませんが、本人の意思により提出があった場合は受理することが可能になります。また、Famiee様のプロジェクトに賛同することで、多様な家族形態が社会に広く受入れられることを目指します。
https://www.famiee.com/
5.サクラグSDGs部
社員の声で始まった企画で、現在は2年目~4年目の社員3名が中心となり活動を行なっています。
<これまでのアクション>
・脱プラカラトリーの導入
・ペットボトルキャップの回収
・災害被害の子どもたち、iPS細胞研究基金などへの寄付
・2019年台風15号被災地でのボランティア活動
・コロナウイルスの影響でマスク不足の医療機関へのマスク寄付
今夏には大学生向けにSDGsをメインテーマとしたインターンを実施する予定です。
<社員の声>
小林(3年目セールス)・・・SDGs部を発足してから上記のような活動をしてきました。
森田(2年目セールス)・・・SDGsを達成するためには、個人でもそうですが、企業の取り組みが必須だと思っています。現在は社内での活動がメインですが、これからはSAKURUG発信で社会を巻き込み、インパクトをもたせられる活動をしていきます。個人的には(脱プラスチック問題、教育問題に取り組みたいです!)
6.SDGs認定の取得
会社としてのSDGs推進の一環として、SDGs認定を取得しました。
<該当項目>
【5】ジェンダー平等を実現しよう
【8】働きがいも経済成長も
これからもSDGs目標達成に向け、会社として取り組みを続けてまいります。
会社概要
昨今、新型コロナウィルスの影響により、水と衛生環境への関心が高まっています。世界中では30億人が日常的に手洗い設備を使うことができないと言われており、衛生的ではない水が原因で、命や健康を損ねる子どもたちがいます。
スキンケアメーカーP.G.C.D.では、社会的責任目標「人も地球も美しく。」を掲げ、売上の1%をESGとSDGsに関わる活動に費やしています。
■プロジェクト概要
【1】「子どもたちに届ける水100トンチャレンジ」
2020年1月から6月実施された「子どもたちに届ける水100トンチャレンジ」では、石鹸1個購入毎に、インドの子どもたちへ水30ℓ分の支援を実施。対象商品は、「クレンジング不要の洗顔石鹸」と「リンス不要の石鹸シャンプー」の2商品。使うことで「商品製造・すすぎ・排水の浄化・ゴミの分解」に繋がる、水やマイクロプラスチックなどの環境問題改善にも貢献する商品です。
本企画は当初目標「水100トン相当」に対し、約半年で石鹸28,000個分、水換算で「水847トン相当」の支援を達成。最終的には認定NPO法人ウォーターエイドジャパンを通じて、インドの衛⽣的な⽔を確保できない地域の⼦どもたちのために、湧き⽔を利⽤した給⽔設備を設置予定です。”
【2】「シェアして届ける水100トンチャレンジ」
SNS(Instagram、Twitter)での「水の画像投稿」が寄付に繋がるキャンペーン。集まった投稿数に応じて、安全な水が手に入れられない子ども達へ、浄水剤の寄付を(公財)日本ユニセフ協会を通じて行います。
本企画では、4ヵ月半で約5,000件の画像投稿をいただきました。投稿件数に応じ、安全な水が手に入れられない子ども達へ、水80トン分相当の浄水剤(20,000錠)を(公財)日本ユニセフ協会を通じて寄付します。