第21期 11月の月例会が開催されました。
ポジティブドリームパーソンズ 杉元会長より
今日のリクルーティングイベントは52名の方に申し込みいただいてます。EOに入るのに三つ素晴らしいなと思うことがあるので僕のほうから紹介させていただきます。
一つ目が、皆さん起業したアントレプレナーだということ。
二つ目が、一生の友達・皆さんと深い関係でしっかり関係性を構築できたこと。
三つ目が、運動会・クリスマスイベントとか、さまざまな経営者同士で汗を流すようなイベント。そのようなイベントを会社の中でやると、社内でも一体感とかって醸成できるなとか。
EO東京は世界で一番大きな人数を抱えるチャプターになってます。現244名、今のペースで行きますと6月末の段階で260名くらいの仲間になりそうです。
東京 244名 → 260名
大阪 39名 → 60名
東北には20名位の仲間がいて、今度7月に福岡そして名古屋、に新しいチャプターが立ち上がって、今後5つのチャプターという形になります。
世界では50カ国強で150チャプターあります。内3割5分から4割位がアジアになってきています。皆さんがビジネスをやってどんどんアジアとか世界に展開していきたいという時のルートにもなり、ビジネスチャンスも生かせる機会が多分にあります。
EOの魅力を今日知っていただくと同時に、EOにぜひ興味を持っていただいて、よければぜひEOに入会していただきたいなというふうに思っておりますので、今日はお楽しみいただければと思っております。
パネルディスカッション1
「飛躍の裏側 ~EOを最大限活かすための秘密!~」
大西洋平
株式会社I-ne (イーネ) 代表取締役
世界3ヶ国で数々の受賞歴を誇るシャンプー「BOTANIST」をはじめ
ヘアアイロンブランドやアイメイクのブランド等を展開し、
昨年度EO売上高成長率No.1、売上90億を超える。
小林 泰士
株式会社マーケットエンタープライズ 代表取締役
ネット型リユース事業で2015年6月東証マザーズ上場、
従業員数280名、右肩上がりの成長を続け、
8月にはMVNO事業もスタート。
西澤 亮一
株式会社ネオキャリア 代表取締役
EO Tokyo第17期会長。人材・Web・ヘルスケア・海外事業で売上252億、国内47拠点、海外8ヵ国17拠点、従業員数1935名を誇る
◆上村MC
一番力を入れてる社長としての仕事はどんなところにありますか。
・自社がさらに飛躍していくために初めての子会社をつくったり、新規事業を仕込み始めたりだとか。多様化に向けていろんなことを取り組してます。いくつかの人事制度がありながら同じ社風を維持するのかとか。そういうことを意識しながら最近は経営してます。
◆上村MC
みなさん、今一番時間使ってる仕事って、どんなことに使ってますか。
・新しい成分の開発にすごい時間かけていて、体の仕組みの勉強というか、ちょっと健康、医学の勉強みたいなことをしてます。
・基本的には採用です。幹部採用の部分と、あとはよくエントランスとイグジットのマネジメント。どんな人が入ってくるのかどんな人が出ていくのか、残るのか、みたいなところさえちゃんとケアすれば会社は伸びるというふうな哲学を持ってます。
◆上村MC
みなさんの飛躍を続けている、続けられている理由をお聞かせください
・成長の秘訣を一つだけ申し上げるとしたら、「経営の目的」を変えたこと。お客さんの言葉から「経営ってお金を稼ぐためなんじゃなくて、お客さんを幸せにすることができるんだ」ということに気づいたんです。それが私の飛躍というか、成長の一つの変化のところと思ってます。
・健全な危機感と高い目標設定を持って、社長が一番働く、と僕は思います。多分100人とか200人ぐらいまでは、トップの姿勢を見て下がそれをまねてくのかなっていうふうに僕自身思っています。
◆上村MC
飛躍成長されてきた中で特に影響を与えられたEOでの出来事とか、取り入れてきたこととかお話しください。
・EOは成長に対してまじめな経営者が多く、いけてる先輩・後輩・同世代、その3軸が結構いるんですよ。この三つがあることで、すごいいろんな刺激をもらえるっていうのは実際あると思います。基本的に前のめりな人を応援する会だと思うんでしっかりそれができる方にとっては最高の場所じゃないかなと思います。
・まずフォーラムです。人生の社外取締役みたいな形で毎月定点観測してもらうのはすごいありがたいです。
MyEOに上場に向けての上場準備フォーラムがあるのですが、同じ時期に上場準備に入っている人が周りにたくさんいますので、問題を一緒に解決していけますし、仲間が経験していることって全部得られるっていうのは、絶大なる強みだなあと思います。
・2点ほどありまして、1点目がメンターシッププログラムに参加できたことですね。無料で大先輩に経営コンサルタントしてもらってるような感じなんですね。ほんとにそれやっていただいて。当時の目標以上の成果を達成することができました。
2点目が売上高や年齢などいくつかの制限に基いて形成された特別フォーラムで、経営者の少人数制のグループ。同世代のめちゃくちゃ成長意識高いメンバーと会ってしゃべるだけですごいモチベーション上がるし、なにより自分のリミットを毎回カットしてもらえるんですよ。もっと成長しないとっていう気持ちにさせてもらえるんです。
◆上村MC
最後にEOのメリットになるところから一言ずつだけいただいて、クロージングさせていただきたいなと思います。
・ほかの経営者の会と比べてダントツで皆さんの成長を感じたし、熱さも感じた。なによりほぼ全員が創業者なので、なんとも言えないパッションを感じてめちゃくちゃかっこいいなって思ったんですよね。で、もうここしかないなっていうふうに決めました。
・刺激的な仲間、先輩に尽きるのかなというふうに思ってます。成長したい起業家であれば入らない理由は絶対にないんじゃないかなと。
・そうですね。まず伸び悩んでる方と、売り上げが100億未満で百四、五十パーセントで満足してる方は絶対入ったほうがいいです。全然俺ダメじゃんっていうふうに思えるような結構すごい経営者の方々がほんとにたくさんいて、その人たちすごいなって思いつつも負けたくないなって思えて、どんなことやってどうしてそんな伸びてるんですかみたいな話を聞きながら、どんどん吸収できるっていうのがやっぱすごく魅力じゃないかなと思います。
パネルディスカッション2
「ITビジネス最前線 ~日本のITビジネスシーンを代表・牽引するEOメンバー!~」
石黒不二代
ネットイヤーグループ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO
スタンフォード大学でMBAを取得し、シリコンバレーにて起業、米国ネットイヤー創業に参画、現在に至る。
2008年3月東証マザーズ上場。デジタルマーケティング全般でサービスを展開しており、高い技術と知見でテレビやアドテックなど様々なメディア、イベントに登場している。
内山 幸樹
株式会社ホットリンク 代表取締役社長CEO
2013年12月東証マザーズ上場。ソーシャルメディアに溢れるビッグデータを分析し、世の中のトレンドやユーザー動向などの情報を提供するビジネスを展開。
第20期EO Tokyo会長。グローバルな組織であるEOを活用し、ビジネスの世界展開を加速させている。
草野 隆史
株式会社ブレインパッド 代表取締役会長
2004年創業。2011年9月東証マザーズ上場。2013年7月に東証一部へ鞍替え。データ分析専門企業として初めての上場企業となる。各業界のトップ企業に対してデータ分析サービスを提供し、圧倒的なデータ分析スキルで日本のビッグデータ市場を牽引。2015年7月には社長交代し、会長職へ。
◆佐川MC
上場経営者をお招きして「日本のITビジネスシーンを代表牽引するEOメンバー」と題しまして、パネルディスカッションをお送りしていきます。みなさん現在のITビジネスシーンについてどう思われますか?
・デジタルマーケティングってのは、今ものすごく大きな転換期だと思います。前はHowを提供していればよかったんですけど、今はこちらからWhatを提供してあげてかなければならない、とっても難しくなっているのが実情。やっと市場が動き出した、そして複雑化して競争的になっているっていうのが現状だと思います。
・変革期であることは間違いないんですね。海外の会社は攻めのITにちゃんと投資するんですが。日本てROIがはっきりしたIT投資しか基本しない。アメリカの場合7・8割がユーザー企業の中にいて内製するんですね。日本は逆で、7割が下請けって構造になっちゃってる。僕らからするとチャンスだと思いますが。マーケティングも同じように相当厳しいかなという気はしています。
・アメリカは他社がやってないんだったらチャンスって先にカネ出すけれども、日本は、「他社はどうやってるんですか、成功事例ありますか?」という状況。
◆佐川MC
実際の現場で、例えばフィンテック、IoTとか実際どういう成果が出てるんですかっていうところをもうちょっと掘り下げて聞かせてください。
・ここにきてIoTとかフィンテックとか、人工知能とかってバズワードが出てきて、自分事化し始めているきらいはある。ただ外に頼るしかないので、僕らはチャンスなのかなとは思ってます。すごいレベルでやってる会社はあんまりないです。例を挙げるとある百円ショップさんがあるのですが、あそこは社長自らアルゴリズムを考えて自動発注の仕組みを作ってるんです。それゆえどんどん直営店率を上げて営業利率も上がっていくみたいなビジネスやれてるんです。1回その実験やるために営業利益率を落としてでも、そのプログラムを完成させるっていうことをやってるんです。
◆佐川MC
みなさんフィンテック関連のことで取組とかされていらっしゃるんですか?
・フィンテック、来ると思いますよ。IoTも絶対来るし、AIも絶対来ると思います。なぜかっていうと、もうそろそろここら辺が割と簡単な形で提供されると思うんですね。日本の場合割とわかりすいソリューションが出てくるとみんなかなり必死になってくるし、IoTもdata関連とハードウエアも組合せてっていう感じなので、そこらへんは日本のちょっと得意分野もあるので。高度なフィンテックはまだ研究されてる段階で出てきてはいません。
◆佐川MC
みなさん、EO内の企業と競合したり・協業したり・一緒にやったりなど、どういう取り組みされてますか?
・EO中でビジネス的に連携しようとかっていうのは実はあんまりないですね。経営者個人としての学びとか、情報交換がメインなんです。ただ、EOのグローバルっていうのは、海外展開する際のすごく一つの大きなきっかけになると思います。
◆佐川MC
みなさん海外に目を向けられるきっかけは、EOだったということだったんですかね。
いわゆる海外のメンバーでのフォーラムが、より海外に加速させたきっかけなんじゃないかなって、僕勝手に思ってるんですけど、その辺なんですか。
・EOの海外イベントって結構いろんな種類があるんですね。ユニバーシティを年2回、フォーラムっていうのは4カ月に1回海外出張するんですよ。三日間ぐらいずっとディスカッションすると、人間関係がどんどん蓄積されていくんですよね。それって大きいです。EOの理事などをやるとグローバル組織のマネジメント方法を体験できたりします。
◆佐川MC
みなさん、グローバルなコミュニケーションというか、EO内で。どういうコミュニケーションとられたりされてるんですか?
・グローバルっていうことをそんな意識はしてないんですけど。アジアの固定されたメンバーで一緒にやってるフォーラムに参加をさせていただいてます。アジアの起業家ってコングロマリットの娘さんとか息子さんとか多いので、その経済圏をかなりよく知って・握っている人たちと話をすることで、国の情勢も分かるし、非常に短期間でキャッチアップできるっていうか、そういうチャンスはあると思います。
◆佐川MC
今日新規入会候補、検討されてる方50名以上ここにいらっしゃってる方に向けて、最後一言メッセージいただいて締めたいと思います。よろしくお願いします。
・EOの中にはほんとに多様な経営者がいます。いろんな業界、いろんな規模、いろんな志の人がいます。自分が入られて求めようと思えば求めるものを持ってる人が必ずいます。それに対して自分で取りに行けば得られます。より成長したい貪欲な方、ぜひ入ってみて自分から取りに行っていただけたらと思います。